2009年 12月 15日
静かなクリスマス絵本。 |
weekend booksでは、毎年12月が近づくと、
クリスマスにちなんだ絵本や冬の絵本をご紹介しています。
ひとくちにクリスマスといっても、切り口はさまざま。
ゆかいな絵本、心がほっとする絵本、しいんと静かな気持ちになる絵本…。
今日は静かなクリスマス絵本を少し。
アンデルセン原作『バーナデットの モミの木』。
アンデルセンのお話は、いつも少し哀しくて、
心に小さな小さな引っかき傷のようなものを残していきます。
大人になって、あの痛みはなんだったんだろう…とふと思い出すような。
バーナデットの、淡い色合いのさし絵に包まれて、
その痛みも少しやわらぐのではないでしょうか。
ピーター・コリントン『聖なる夜に』。
冷たい世間を前にしてなすすべも無い、ひとりのおばあさん。
けれどもやはり、聖なる夜には不思議なことが起こるのです。
硬質な絵柄の中に、どことなくユーモラスな味わいもあって、
(スーパーで東方の三賢人のひとりがカートを押していたり、
この絵の左下ではヨセフらしき人形が大工仕事をしていたり!)
言葉のない絵だけの強い力を感じます。
クリスマスにちなんだ絵本や冬の絵本をご紹介しています。
ひとくちにクリスマスといっても、切り口はさまざま。
ゆかいな絵本、心がほっとする絵本、しいんと静かな気持ちになる絵本…。
今日は静かなクリスマス絵本を少し。
アンデルセン原作『バーナデットの モミの木』。
アンデルセンのお話は、いつも少し哀しくて、
心に小さな小さな引っかき傷のようなものを残していきます。
大人になって、あの痛みはなんだったんだろう…とふと思い出すような。
バーナデットの、淡い色合いのさし絵に包まれて、
その痛みも少しやわらぐのではないでしょうか。
ピーター・コリントン『聖なる夜に』。
冷たい世間を前にしてなすすべも無い、ひとりのおばあさん。
けれどもやはり、聖なる夜には不思議なことが起こるのです。
硬質な絵柄の中に、どことなくユーモラスな味わいもあって、
(スーパーで東方の三賢人のひとりがカートを押していたり、
この絵の左下ではヨセフらしき人形が大工仕事をしていたり!)
言葉のない絵だけの強い力を感じます。
by weekendbooks
| 2009-12-15 18:31
| 新着本紹介