2009年 12月 29日
リトル・アリョーヒンの密やかな奇跡。 |
今年も色々な本と出会いました。
特に、コワいから近づかないでいようと思っていた金井美恵子の諸作品と出会ってしまい、
(それもこれも京都、カフェ・コチで夫が手にした『金井美恵子全短編』がすべての始まり)
夏以降は怒涛の金井ワールド漬けとなりました。
目白4部作、まだ読み終えていないので来年のお楽しみ。
早く続きが読みたいと思う気持ちと、
いつまでもその世界に浸っていたいと思う気持ち。
残りのページが減っていくのが、うれしいような哀しいような。
よい小説に出会うと、いつもそんな正反対の思いに苛まれます。
チェス盤の上に詩を描く、大人にならないと決めた少年リトル・アリョーヒンの軌跡、
そして奇跡。
今年は、この本とともに終わりそうです。
特に、コワいから近づかないでいようと思っていた金井美恵子の諸作品と出会ってしまい、
(それもこれも京都、カフェ・コチで夫が手にした『金井美恵子全短編』がすべての始まり)
夏以降は怒涛の金井ワールド漬けとなりました。
目白4部作、まだ読み終えていないので来年のお楽しみ。
早く続きが読みたいと思う気持ちと、
いつまでもその世界に浸っていたいと思う気持ち。
残りのページが減っていくのが、うれしいような哀しいような。
よい小説に出会うと、いつもそんな正反対の思いに苛まれます。
チェス盤の上に詩を描く、大人にならないと決めた少年リトル・アリョーヒンの軌跡、
そして奇跡。
今年は、この本とともに終わりそうです。
by weekendbooks
| 2009-12-29 01:26
| こころに残るもの(本)