2005年 10月 06日
書皮。 |

「書皮」というのは、本屋さんがかけてくれるブックカバーのこと。
コレクターもいれば、「書皮大賞」なるものもあるし、書皮友好協会というのもあるそうです。
『「カバー、おかけしますか?」 本屋さんのブックカバー集』(出版ニュース社)という本を、図書館で借りました。
書皮大賞の受賞作や、「植物のイラスト」「動物のイラスト」「有名人の一筆」「木版画」「地図」などのジャンルに分かれた、様々なカバーが総登場。
市内の見慣れた本屋のブックカバーがあって、「えっ!」とびっくり。
以前、とてもきれいで大事にとっておいたものもありました。
上の写真の右側は、第10回書皮大賞受賞の、自由書房(岐阜県)さんのもの。
安野光雅さんのイラストです。
左側は、第11回大賞受賞の「たらば書房」(鎌倉市)さん。
どちらもいいなぁ。
カバーではなくビニール袋ですが、上のほうに少し見える、男の子と羊のイラストは、近所の本屋のもの。宮澤賢治っぽくて、けっこう気に入っています。

こちらは第3回大賞受賞の「金榮堂」(北九州市)さんの書皮。
伊丹十三作とのこと。
猫と一緒に腹ばいになっているのが、いかにもな感じです。
欲しいけど、北九州はちょっと遠い…。
by weekendbooks
| 2005-10-06 21:19
| 暮らしあれこれ