makani cafeの 小さな古道具市 その7。 |
makani cafeの 小さな古道具市
weekend booksにて
~ お願い ~
*駐車場が限られているため、できるだけ乗り合わせてお越しください。
*マイバッグ・小銭をご用意いただけると助かります。
どうぞよろしくお願いいたします。
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明治38年(1905)創刊の美術雑誌「みづゑ」。
今回出品する1946年11月号から1951年12月号までの22冊には、
当時の美術に対する熱い思いが詰まっています。
(連番ではありません)
1947年7月号では
岡鹿之助や猪熊弦一郎などが参加した座談会の最後に、
こんな風に書かれています。
「編輯部より
用紙統制による減頁の為、巳むを得ず省略した箇所もありまして
文意も明らかでなくなりました。
従つて記事についてはすべて編輯部にあります右お斷りかたがた、
出席者並びに讀者各位に對しお詫び致します。」
戦後すぐ、まだまだ紙が貴重だった時代の編集部の苦労が偲ばれます。
1951年2月号は「児童美術特集」。
メキシコの少年の作品(13歳)
イギリスの少年の水彩画(11歳)
アメリカの少女の絵(15歳)
1951年9月号の表紙はジャン・オランという作家の作品。
心惹かれます。
ランベール・リュキの彫刻。
カンピリの油彩。
こうして見ると、全く知らなかった作家が次々と登場し、
興味は尽きません。
検索してすぐに分かるものばかりの世の中で、
全然知らない、分からないものに行き当たるドキドキ、ワクワク感。
古本のおもしろいところですね。
ぜひ手に取ってご覧ください。