2006年 11月 25日
読みたい本がいっぱい。 |
それほどの読書家ではありませんが、
読む時は大体並行して2~3冊の本を読んでいます。
それも、全然違うジャンルだったりして。
ついこの間は、ジェーン・オースティンと藤沢周平と武田百合子。
しばらく前に書評欄で話題になっていた『ジェーン・オースティンの読書会』(カレン・ジョイ ファウラー作 白水社)。
読んでみたいと思いつつ、オースティンの本、1冊も読んだことない…。
で、『高慢と偏見』を読んでみました。
これを選んだのは、レンタルやさんで見かけた映画『プライドと偏見』の原作だったから。
主人公は、『パイレーツ・オブ・カリビアン』のお転婆お嬢様、キーラ・ナイトレイ。
クラシックなドレスが似合う、はつらつとした感じが、主人公エリザベスにぴったり。
相手役ダーシー氏を演じるのはどなたか知りませんが、イメージとしてはどうしても、
『眺めのいい部屋』のダニエル・デイ・ルイスが出てきてしまう。
(っていうか、そのつもりで読んでました。)
翻訳に今ひとつなじめず、途中であきらめてしまいそうでしたが、
読み続けるうちに引き込まれ、上下巻を読了。
18世紀のお話ですが、現代にも通じる部分あり、え~?と思う部分あり、
若干21歳で書いたとは思えない、細かい人間観察がなんともおもしろい作品でした。
映画も観たいな。
藤沢周平は、夫の影響で最近読み始めました。
まさか時代小説を読むとは…と自分でもびっくり。
でも、これがいいんです。
人間に対する洞察力の鋭さ、端正な文章、そして女性の描き方。
今のところ、短編集ばかり読んでいますが、長編にも挑戦してみたい。
で、「装丁大賞」というのがあれば個人的に差し上げたいくらい、
どれもすてきな表紙の「新潮社クレストブックス」の中の1冊、
『最後の場所で』(チャンネ・リー)を読み始めました。
明るいブルーが印象的な表紙の、日系アメリカ人を描く作品です。
江國香織さんが、ku:nelの妹さんとの往復書簡の中で、
「チャンネ・リーの『空高く』はぜひ読むべき」と書いていらしたのですが、
図書館で貸し出し中だったので、こちらを先に。
ゆうべ、夫の『Caevre's Dozen レイモンド・カーヴァー傑作選』
(村上春樹 編・訳 中公文庫)をぱらぱらと見ていたら、
なんだか惹き込まれてしまい、なんとなく読み始めてしまった…あぁ。
カーヴァーの短編集は持っていますが、ちゃんと全作読んだわけではなく、
『カーヴァーズ・ダズン』には、村上さんが個人的にすごく好きな作品も入っているそうなので、(それに、訳し直した部分もあるそうなので)改めて読んでみるのもいいかな、と。
先日亡くなったロバート・アルトマン監督の『ショートカッツ』の原作は、カーヴァーでした。
その中の印象的な一話(一篇)『ささやかだけれど、役にたつこと』(A Small , Good Thing)も収められています。
アルトマン監督の映画も、また観たい…。
写真のきれいなレシピ本や暮しの本も好きですが、
しっかりとその世界に浸れる読み物も大好き。
本を読む楽しみは、何ものにもかえがたい、大切なものです。
という訳で、読みたい本がいっぱい、観たい映画もいっぱい。
読む時は大体並行して2~3冊の本を読んでいます。
それも、全然違うジャンルだったりして。
ついこの間は、ジェーン・オースティンと藤沢周平と武田百合子。
しばらく前に書評欄で話題になっていた『ジェーン・オースティンの読書会』(カレン・ジョイ ファウラー作 白水社)。
読んでみたいと思いつつ、オースティンの本、1冊も読んだことない…。
で、『高慢と偏見』を読んでみました。
これを選んだのは、レンタルやさんで見かけた映画『プライドと偏見』の原作だったから。
主人公は、『パイレーツ・オブ・カリビアン』のお転婆お嬢様、キーラ・ナイトレイ。
クラシックなドレスが似合う、はつらつとした感じが、主人公エリザベスにぴったり。
相手役ダーシー氏を演じるのはどなたか知りませんが、イメージとしてはどうしても、
『眺めのいい部屋』のダニエル・デイ・ルイスが出てきてしまう。
(っていうか、そのつもりで読んでました。)
翻訳に今ひとつなじめず、途中であきらめてしまいそうでしたが、
読み続けるうちに引き込まれ、上下巻を読了。
18世紀のお話ですが、現代にも通じる部分あり、え~?と思う部分あり、
若干21歳で書いたとは思えない、細かい人間観察がなんともおもしろい作品でした。
映画も観たいな。
藤沢周平は、夫の影響で最近読み始めました。
まさか時代小説を読むとは…と自分でもびっくり。
でも、これがいいんです。
人間に対する洞察力の鋭さ、端正な文章、そして女性の描き方。
今のところ、短編集ばかり読んでいますが、長編にも挑戦してみたい。
で、「装丁大賞」というのがあれば個人的に差し上げたいくらい、
どれもすてきな表紙の「新潮社クレストブックス」の中の1冊、
『最後の場所で』(チャンネ・リー)を読み始めました。
明るいブルーが印象的な表紙の、日系アメリカ人を描く作品です。
江國香織さんが、ku:nelの妹さんとの往復書簡の中で、
「チャンネ・リーの『空高く』はぜひ読むべき」と書いていらしたのですが、
図書館で貸し出し中だったので、こちらを先に。
ゆうべ、夫の『Caevre's Dozen レイモンド・カーヴァー傑作選』
(村上春樹 編・訳 中公文庫)をぱらぱらと見ていたら、
なんだか惹き込まれてしまい、なんとなく読み始めてしまった…あぁ。
カーヴァーの短編集は持っていますが、ちゃんと全作読んだわけではなく、
『カーヴァーズ・ダズン』には、村上さんが個人的にすごく好きな作品も入っているそうなので、(それに、訳し直した部分もあるそうなので)改めて読んでみるのもいいかな、と。
先日亡くなったロバート・アルトマン監督の『ショートカッツ』の原作は、カーヴァーでした。
その中の印象的な一話(一篇)『ささやかだけれど、役にたつこと』(A Small , Good Thing)も収められています。
アルトマン監督の映画も、また観たい…。
写真のきれいなレシピ本や暮しの本も好きですが、
しっかりとその世界に浸れる読み物も大好き。
本を読む楽しみは、何ものにもかえがたい、大切なものです。
という訳で、読みたい本がいっぱい、観たい映画もいっぱい。
by weekendbooks
| 2006-11-25 18:09
| こころに残るもの(本)