2007年 07月 20日
ウシバス、クル? |
昨日は、小学校の読み聞かせ、1学期最後の日でした。
メンバーそれぞれが、その日に読んだ本を紹介したのですが、
そのうちのおひとりが取り上げたのがこの本。
スズキコージさんの『ウシバス』(あかね書房)です。
バス停で待つ人々のところに、
土ぼこりをたてながら走ってきたウシバス。
お客さんを乗せて出発しますが、
あまりのスピードに振り落とされる人が続出。
必死につかまるものの、ウシバスは海に飛び込んで…。
「クル?」「ルク?」「ウシ?」「グル」
「ウシバス」「ウバシス」「シスバウ」「バシウス」
「バシバシ」「ウスウス」
会話は全て、こんなのです。
ナンセンスの極み。
でもね、なぜかひさびさにビビビッときた1冊でした。
スズキコージさんの絵はものすごく個性的で、
好き嫌いがはっきり分かれるところ。
私もどちらかといえば、積極的に手に取ることはなかったのですが、
この本には魅かれました。
ルオーのイコン画のような土俗的な感じ、
紙面から飛び出してきそうなパワフルさ、
やわらかな発想。
大人には「?」でも、子どもたちはきっと拍手喝采でしょうね。
気になるなぁ、スズキコージさん。
9月には三島市の佐野美術館にいらっしゃるそうです。
メンバーそれぞれが、その日に読んだ本を紹介したのですが、
そのうちのおひとりが取り上げたのがこの本。
スズキコージさんの『ウシバス』(あかね書房)です。
バス停で待つ人々のところに、
土ぼこりをたてながら走ってきたウシバス。
お客さんを乗せて出発しますが、
あまりのスピードに振り落とされる人が続出。
必死につかまるものの、ウシバスは海に飛び込んで…。
「クル?」「ルク?」「ウシ?」「グル」
「ウシバス」「ウバシス」「シスバウ」「バシウス」
「バシバシ」「ウスウス」
会話は全て、こんなのです。
ナンセンスの極み。
でもね、なぜかひさびさにビビビッときた1冊でした。
スズキコージさんの絵はものすごく個性的で、
好き嫌いがはっきり分かれるところ。
私もどちらかといえば、積極的に手に取ることはなかったのですが、
この本には魅かれました。
ルオーのイコン画のような土俗的な感じ、
紙面から飛び出してきそうなパワフルさ、
やわらかな発想。
大人には「?」でも、子どもたちはきっと拍手喝采でしょうね。
気になるなぁ、スズキコージさん。
9月には三島市の佐野美術館にいらっしゃるそうです。
by weekendbooks
| 2007-07-20 14:36
| 絵本いろいろ