スズキコージズキン。 |
以前日記でご紹介した絵本作家のスズキコージさん。
不思議な雰囲気の、迫力ある絵を描いている方です。
美術館の入り口で、いきなりご本人を発見。
今日と明日はライブペインティングがあるとのこと。
ロビーには、すでにだいぶ仕上がった大きな絵がありました。
ただ今外で休憩中。
さっそく、販売していた絵本の中から『ガッタン ゴットン』を選び、
サインしていただきました。
『ウシバス』も欲しかったけど、無かった…。
ヘンテコでかわいい折り紙があちこちに。
BGMをご自分でたくさん持参されていたようで、
かつてジプシーと呼ばれていた人たちの音楽などが大音量で響く中、
指に直接絵の具をつけてすいすいと、
時々手を休めて全体を見ながら、
大きな絵を描きすすめていらっしゃいました。
全体はこんなかんじ。
ちょっとシャガールや東欧の絵本を彷彿とさせる絵です。
2階の展示は、絵本の原画だけでなく、
オブジェやコラージュ、ポスターのような作品、
箱にも地球儀にもバイオリンにも拡声器にも、
スズキコージさんの絵・絵・絵。
大胆で、繊細で、迫力があって、ユーモラスで。
絵本作家という枠ではくくれない、アーティスト・画家なんですね。
著者近影?似てる。
展示物との境目にあるガラスがはずされていました。
美術館の大英断。
臨場感が全然違います。
美術館で撮影もできるなんて珍しいことです。(フラッシュは×)
サイケでヒッピーな感じ全開の、楽しい作品群でした。