2007年 11月 27日
大人になれば。 |

子供の頃はどうしても好きになれなかった食べ物や飲み物も、
大人になると受けつけるようになる、ということはよくあります。
私は野菜が苦手でした。
給食のポテトサラダや、添えてあるコールスローサラダなんかもいや。
昔は厳しかったから、泣きながら給食を食べたこともありましたっけ…。
ポテトサラダは今でも苦手だけど、
野菜っておいしいなと思えるようにはなりました。
煮物もそう。
子供の頃は、ああいった地味なおかずにはどうしても気持ちが向きません。
今では筑前煮やひじきの煮たのなんて大好き。
しみじみと、おいしいなと思えます。
それから、ビール。
アルコールだからもちろん子供は飲めません。
でも「あれはどうも苦いらしい」ということは知っていたので、
大人ってどうして苦いものなんか飲むんだろう、と不思議でした。
今でもあまり飲みませんが、暑い日に飲む最初の1杯がおいしい、というのは納得。
同じく苦いもので、コーヒー。
砂糖もミルクもどっさり入れていたけれど、
ある時を境に、ブラックで飲むようになりました。
大学を卒業して、広島に本社がある企業に入社が決まった時のこと。
勤務するのは地元の支店でしたが、広島に研修に行くことになり、
当時住んでいた東京から、1人始発の新幹線で出発。
ものすごく緊張していました(ひとり旅など初めてでしたから)
その時に頼んだ車内販売のコーヒー、なぜかブラックで飲んでみたらおいしかった。
なんだか大人になったような気がしたなぁ。
今ではいくら苦くて大丈夫。
「ん~、にっが~い!」とかなんとか言いながら、毎日飲むエスプレッソ。
おいしいです。
by weekendbooks
| 2007-11-27 00:01
| 暮らしあれこれ