風信子ハウス。 |

この春リニューアルして、松浦弥太郎さんが新編集長になった『暮しの手帖』で、
その小さな家のことを知りました。
詩人、立原道造の「風信子(ヒアシンス)ハウス」。
先日、デザインの仕事をしている友人から届いた葉書には、
その風信子ハウスを見学してきたと書いてありました。
十字の切込みが愛らしい。
小さな家に、なぜかこのごろ魅かれます。
人生も後半戦になって、
広げるばかりではなく、内側に向かっていく時期、
ということも関係しているのかもしれません。
ル・コルビュジェの「小さな家」。
吉村順三の軽井沢の山荘。
清家清の「私の家」。
子供が巣立って夫婦2人だけだったら、
平屋で2部屋でじゅうぶんかな。
庭は広いほうがいいな。
でも書架とCD棚は必需品。
広い広~い家、というのに憧れた時期もあったけれど、
小さな家、自分の手の届く範囲の暮しができる家もいいな、
と思うこのごろです。