ジャムを煮る時間。 |

果物は大好きで、食後には必ず何かしら食べる。
でも、いちじくにはあまりなじみがなくて、
特に生で食べるということがほとんどない。
乾燥させたものは甘みが濃くて、
薄く切って、チーズと一緒に食べるとおいしい。
干しいちじく入りのパンも大好き。
昨日スーパーで、丸々としたいちじくが売っていたので、
そうだジャムにしてみようと思いたった。
作るのは初めて。
たまたま先日、堀井和子さんの本を読んでいて、
(堀井さんの本には時々いちじくが登場する)
コンフィテュールの作り方が載っていたのが、
頭のどこかにあったからか。
ちょっと煮詰めすぎてしまった。
もう少しさらっと、柔らかくしたかったなぁ。
味はしっかりとこくがあって、
あの乾燥いちじくに近い感じ。
くるみパンや田舎パンに合いそう。
生だと頼りないような味なのに、
熱を加えるとこんな風に変わるなんて不思議。
プチプチとした舌触りと、独特のとろっとしたピンク色。
ジャムを煮る時間は、心に余裕がないといけない。