新着本アップしました。 |
今回は、絵本・児童書9冊(クリスマスや寒い季節の本を集めました)、
食卓まわり4冊、暮らしまわり4冊、エッセイ7冊の、
合計24冊です。こちらからご覧ください。
今月もイベント準備のため、1回のみの更新となります。ご了承ください。

絵本からは『クリスマスのおくりもの』。
世界中の子どもたちにプレゼントを配り終え、
くたくたになって帰ってきたおじいさんサンタとトナカイたち。
ところが、ひとつだけ配り忘れていたことに気がついておおあわて。
ぐっすり寝ているトナカイを起こすのはかわいそうと、
遠い遠いローリー・ポリー山まで、ひとりで出かけたおじいさんサンタですが…。
飄々とした絵柄がゆかいなジョン・バーニンガムの絵本です。
訳は詩人の長田弘さん。

食卓まわりからは『おそうざい十二カ月』。
初版は昭和44年というのですから今から約40年前。
(ご紹介しているのは改訂版です。)
全編モノクロの写真からは、きちんとした日常の暮らしのあたたかみが伝わってきます。
「ぶりのステーキですから、ぶりてきというわけです。
大阪あたりの呼びぐせです。早くいえば、ぶりをフライパンで照り焼きにしたような
ものですが、それがどうして、へえ照り焼きかいな、などという味じゃありません。
ビフテキに負けないおいしさです。」(ぶりてき)
「カキの季節です。カキは、煮すぎると、まずくなってしまいますから、
あたためる程度、と思ってください。
第一、煮すぎると、、見た目も小さくなって、損したようです。」(かきどうふ)
コメントもおいしい1冊です。

暮らしまわりからは『粒子』。
独特な存在感のあるファッション・ブランド、ミナ・ペルホネンのこの本は、
2002年に開かれた展覧会「Exhibition of mina's works 粒子」
を元に作られています。
服作り、ものづくりに携わる人たちのコメントや展覧会場の様子、
テキスタイル、エンブロイダリーレースの機械、
パターンや柄に関するメモ、製作風景など、
小ぶりな本ながら、充実した内容の1冊です。
→ SOLD OUT

エッセイからは『日々ごはん ⑧』。
「なんか、高知にいると、言葉を喋るのがもったいなくなる。
言葉なんかよりもっと大事なものがいっぱいで、
そういう濃い液体みたいな空気にたゆたゆ浸っていたいだけっていうような。」
心に残る出会いのあった高知の旅、
「タミゼ」で開かれた、「スイセイ・ショー」の様子、など、
料理家高山なおみさんが、自身のHPで綴った日々のできごと。
この巻では2006年3月から2006年8月までが掲載されています。
毎月最後に登場するおまけレシピは、
豆ご飯、海老の洋風カレー 水菜とみょうがとごまの混ぜご飯。
ラム焼き肉の葉っぱ巻き、たたき胡瓜いろいろ、生のトマトソース。
今回は、『日々ごはん』を7冊揃えました。
この他にもいろいろとご紹介しています。
ぜひご覧ください。