2009年 02月 13日
『ちいさいおうち』。 |

木曜日の朝は読み聞かせの日。
私にとっては6年生への最後の日。
何にしようかとず~っと迷っていましたが、
以前から1度挑戦してみたかったこの絵本にしました。
いわずと知れた名作、傑作。
愛らしい絵やタイトルから、小さい子向けと思われがちですが、
移り変わる自然や風景、人々や街の描写、
そして言外に含まれたさまざまな作者の思いに、
大人が読んでも感じ入るものがあります。
普通は5~8分くらいで読みきれるものを2冊用意しますが、
今回は持ち時間の15分をめいっぱい使ってこの1冊のみ。
ゆっくりていねいに読もうと思いつつ、
やはりどうしても早口になってしまいました。
それから、いつもは表紙カバーをはずして読むのですが(じゃまになるので)、
このすてきな絵を見せたくて、カバーをテープで留め、
すばらしい見開きも見えるようにして、最後に紹介しました。
子どもたち、「なぁんだ、ちっちゃい子の絵本か~」と思ったかもしれませんね。
でもいつか、あ、あの本読んでもらったなと思い出してくれるとうれしいです。
by weekendbooks
| 2009-02-13 13:08
| 絵本いろいろ